辻堂フェスティバルで辻堂駅前・神台公園(シークロス公園)に「侍タイムスリッパー」降臨 無料上映に300人くらい

駅前の芝生広場で、応援している「侍タイムスリッパー」が無料上映されると聞いて、さっそくいってみた。街を盛り上げるイベントの一環で、去年は「カリオストロの城」上映だったというから、運営側の人の趣味というか、チョイスのセンスがうかがえる。広い世代で楽しめる自分には「好みのチョイス」。

上映は6時からという。ギリギリになって公園に向かう。駅から、家族連れがマクドナルドの持ち帰り用袋などを持ってぞろぞろと集まっている。公園では、簡単なステージの上にスクリーンが立ててあり、すでに参加者が集まっていた。最終的には300人くらいいたんじゃないだろうか。スクリーン前面には、かなり広めにブルーシートが広がっており、その後ろにはパイプ椅子が何列にもセットされていたが、すでに満員。自分はレジャーシートを持ってきていたので、少し左側に陣取った。

運営の人が「ブルーシートにはまだ空間があるので座れますよ」と呼びかけている。スクリーン前のシートは、個人が持ち込んだものではなく、運営によるものだったようだ。「日没は6時15分ごろなので、それまで動画コンテストの作品などを上映します」。18時はさすがにまだ明るくて、映画を観るにはちょっと明るすぎる。

18時15分でもまだ始まらず、18時30分くらいでようやく暗くなり映画が始まった。映画がスクリーンに投影されたとおもったら、ほとんどおしまいの方のシーン。画面上で再生位置を最初に戻す様子も映っていた。ちょっと手作りっぽい雰囲気だが、こういうイベントは、こんなもんだろう。

映画が始まれば、あとはストーリーに引き込まれる。少し駆け回る子供もいたけれど、家族連れの大人のほうとか、ちょっと年配の地元の方らしき人たちは日本アカデミー賞最優秀賞の「侍タイ」に魅了された…と思う。ときより強めの風が吹くとスクリーンが少し揺れる。映画の音声が、ひろい芝生広場に響く。映画撮影のシーンで監督などの声がひびくと、本当にロケ地にいるような雰囲気。映画館とは違う楽しさがあった。

ひいきにしている「侍タイムスリッパー」が、こんな形でまたファンを増やしているのが、いい気分だ。

来年も辻堂フェスティバルの芝生上映を調べて,また来てみよう。「カリ城」「侍タイ」につづけて、どんな映画がチョイスされるのか、楽しみだ。今度は早めに来てパイプ椅子に座れますように。

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