韓国アニメ「あの星に君がいる(LOST IN STARLIGHT)」 未来のソウルの風景が楽しい

Netflixでリコメンドされた「あの星に君がいる」を観た。知らないアニメで,見始める直前に韓国の監督によるものだと知った。漠然と「自分には日本のアニメが一番あっている」と思っているものの、キャラクターの絵などが、アジアっぽいけれど、すっきりとして無国籍っぽかったので、抵抗感なく見始めることができた。

映画は、普通に楽しめたのだけど,自分にとって印象に残ったのは舞台となっているソウルの風景。町並みや建物の雰囲気が,旅行で訪ねた韓国を、未来に進めたものになっていて、それが変なSFっぽさはあまりなく、自然な未来の描写のように感じられて、また旅行に行ってみたくなった。ラブストーリー自体に、特別さはあまり感じなかったけど、自分にとってはキャラクターと街の描写が楽しめるアニメだった。

監督ハン・ジウォンは、韓国アニメ界で注目の存在らしい。新海誠の作品の影響を受けているとメディアの取材に答えているが、そのあたりが気に入らない人もいるようで、ネガティブな投稿などもたまに見かけるのが、少しかなしい。

監督の最初の作品は「Kopi Luwak」というものだそうだ。Kopi Luwakは、ジャコウネコ科の動物の糞の中にある未消化のコーヒー豆を使った超高級コーヒーの名称で、そんな名称のアニメ作品はどんな無いようなんだろうと興味をそそられたのだけど、配信も上映も行われていない様子。見ることが出来ないと思うと、ますます興味をそそられる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/コピ・ルアク

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