巡礼路は、畑や牧場の他に森を抜けることも多い。その中で、葉っぱが少し白くなっている木が集中しているエリアがあった。人の手で植林されているようで、長方形の広いエリアに、人の背丈より少し高い程度の樹木が等間隔で植えられていた。
興味を持って調べると「ユーカリ」のようだ。樹木の近くを歩くと、ほんのり爽やかないい香りがする。
ユーカリは、自分にはあまりなじみがない樹木だけれど、のど飴などのフレーバーや、香りを楽しむために香水や芳香剤などでよく見かける。
写真は自分が旅したときみかけた「若い木」だけれど、ずっと成長した林もたくさんあった。
巡礼路は、自分が旅したときは、大勢の学生や若者の団体が歩いていて、ユーカリの小枝をバックパックにさしている人たちもいた。彼らの近くを歩くと、さわやかな香りがただよってきた。小枝をちぎるのは良くないかもしれないけど…。
あらためてネットを検索するとガリシア地方にはユーカリがたくさん植林されているらしい。
北スペインのすみっこぐらし


『ユーカリの木だらけです』
今調べて見たら、ガリシアは世界の中でもユーカリが最も広がっているエリアのひとつ、ですって。この辺りにいくつか製紙会社があり、そのため沢山植林されたのが大きな理…