祇園祭にいってきた。山鉾が巡行に向かうためずらりと並ぶ四条通りにある和菓子屋「亀屋良長」で「すらいすようかん」を買ってみた。
スライスようかんは、スライスチーズにヒントを得て、ようかんをスライスし、食パンにのせて食べるように工夫したもので、ヒット商品なのだそうだ。記事によると、スライスは機械化しにくいとかで、いまでも手作業なのだとか。
日経クロストレンド


倒産寸前だった京都の老舗和菓子店を救った「スライスようかん」
倒産の危機にひんしていた老舗和菓子店を救ったのは、全く新しい食べ方を提案するようかんだった。1803年創業の亀屋良長(京都市)は、スライスチーズに着想を得た「スライ…
実際に食パンにのせて食べてみた。パッケージには2枚入っていた。スライスを1枚食パンにのせてトーストするだけ。ようかんの上に黄色いバターのようなものがあるけど、これは「バターテイスト」のようかん。パッケージの説明書きによると、ようかんがグツグツする程度にトーストしましょう、ということ。実際にトースターで通常のトースト1枚用設定でトーストしたのでは、ようかんはグツグツしなかったので、もう一度、トーストした。

グツグツするくらいトーストすると,こんな感じ。黄色いバターようかんの部分は、それっぽくトロけて、ようかん部分は多少凸凹する。見かけは「こしあん」っぽうけれど、それなりに小豆の食感もある。「小倉トースト」的なものを狙った商品だそうだが、たしかにそんな感じがする。

バターようかんに、多少の塩味もあるけれど、自分の印象ではもう少しバター感が欲しかったので,2枚目をトーストするときは自分でバターを追加しようかと思った。食べるとき、一口サイズにちぎるのが、意外と大変なので、スライスようかんを載せる前にパンに切れ目をいれておくといいかも。
シートを半分ずつに切り分けてクロワッサンに挟むとかでもおいしいかもしれない。それだと、はさんでしまうと、ようかんがグツグツするまで焼けないけれど、十分おいしそう。