春のオールナイトニッポンを楽しむことができたので書店で見かけた新刊の彬子女王著「飼い犬に腹を噛まれる」を読んでみた。といっても、実際に買ったのはKindle版。字が大きくなるのがありがたい。

京都新聞の連載コラムを中心にまとめたエッセイなので、京都の話題、京都の地名がいろいろと登場する。京都には何度も旅行に行っているので、そんなエッセイが楽しい。イラストの「ほしよりこ」さんは、きょうの猫村さんの方だった。エッセイの雰囲気をもりあげるソフトな風合いがうれしい。
自分は皇族のことなど、まったく不案内なので、身辺を護衛される「側衛」の方に関するいろいろな出来事など、エッセイを通じて見える暮らしぶりに興味をそそられた。
そんな軽い感想を書くために、いくつか検索すると、やはり皇族の方の話題を文字にするのは、普通の人の場合と異なるようだ。「彬子女王殿下」と書くメディアもあれば、「彬子さま」と書くメディアもある。オリコンの記事によると….。
立川志の八とのトークでは「女王は敬称ではない」ということも明かし「よくお話するときに、彬子女王はとか言われることがあるのですが、女王は身位なので、皇族のランク?さまざまある中での女王。敬称の部分が殿下なんですね。彬子女王はと言われると、実は呼び捨てになるんです。女王殿下さまって言われるときは、二重敬語。チゲ鍋…みたいな感じになってしまうんですけど」とわかりやすく解説していた。
https://www.oricon.co.jp/news/2380838/full
検索エンジンや生成AIが、ニュース類を勝手にまとめたりするご時世、皇族の方はどんな風にまとめられていくのだろうと思ったり。
また旧ツイッターのXで「彬子女王」と検索すると、偽アカウントが「公式」と名乗って登録されていたりする。ひどいもんだ。
なお、ポッドキャストで、オールナイトニッポンはまだ聞けるようだ。

