映画「兄を持ち運べるサイズに」を見た もう少しプレーンな方が好みだけど

ツイッターをフォローしていた村井理子さんの書籍「兄の終い」を映画化したということで、映画の日に見に行った。12/1は、劇場公開からあまり時間は経ってないけど、わりと空いていた。

ほぼ絶縁のような状態だった兄の突然の死への対応に翻弄された村井さんの5日間の顛末を描いたもので、ご本人、兄の離婚した妻、兄の息子、娘が中心となり、なくなった兄の描写もある。男の突然の死は、こんな風に残された人に手間をかけさせるのかというのが映画では描かれている。遺品整理の業者などに頼まず、残された家族が片付けたり、捨てたりというシーンは、身につまされる。自分が死んだら、大なり小なり、こうなんだろう。葬儀会社のCMをよくテレビで見かけるけど、葬儀だけじゃなくて「死後の遺品整理」の業者コストもセットにしたサービスがあればいいのにと思ったり。

ときどきコミカルな描写や、ファンタジーっぽい描写があるけれど、自分としては、その辺をもう少しフラットというか、淡々と描いてくれた方が、より没入できたかなあ、とは感じた。ただ、実際にあったことなのでリアリティーがあり、基本的には面白かった。

もう少し話題になってもいいのかな。

映画で焼きそばが登場するので、昼ご飯に作ってみた。まるちゃんの粉ソースと、カレー粉も使って。

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