最近、盛んにテレビCMをやっている三井住友銀行の「オリーブ」。どうやら、オンラインで口座開設をすることを示すようで、利用者はOliver’s Placeという会員専用エリアが自由に使えるらしい。無料で利用できるワークスペース的な場所に興味があったので口座開設してOliver’s Placeを実際に使ってみた。
Oliver’s Placeが「何か」というのは、改めて記述しようとするとうまく説明できない。三井住友銀行が支店をリフォームして、スターバックスを入れて、スタバとATMのある開放的な銀行の支店がみたいなものを徐々に展開しており、そこを「Olive Lounge」と銘打っているみたいだ。Oliver’s Placeは、そこでオリーブ口座を開設した人に特典として提供しているサービスで、スタバの一部の座席を銀行が確保しておきオリーブ口座を持っている人に提供する。通常の同行支店に口座を持っている人は、サービスを受けられないのかどうか分からない。スタバで注文しなくてもその席で、くつろぐなり、作業するなりできると理解している。
ちなみに、下記の銀行のページに説明がでている。なぜか説明文言が文字化けしてしまっているが…該当ページが<meta charset=”Shift_JIS”>だからなのかな。

Oliver’s Placeは、徐々に展開しているとはいえ、数はとても少ない。関東では渋谷にある以外は、下高井戸とか、鶴見とか、町田とか…。実際に、鶴見店に行ってみた。
利用できるのは銀行が始業する10時以降
実際に訪れたのが9時45分ごろ。スターバックスの座席にはコーヒーを頼んでくつろいでいる人多数。空席も適度にあった。Oliver’s Placeの札があるエリアは、スターバックスの脇の方にカウンター席が有り、だれも使っていなかった。Oliver’s Placeを使うにはスマホの三井住友銀行アプリで、オリバー口座があることを銀行の人に見せないといけないようなのだが、銀行の人の始業は10時からなので、それまでは座れない。15分ほど立って待っていた。三井住友銀行の受付というサインがあって、その前に並んでいると10時までに10人弱が次々に並び始めた。その人たちは、Oliver’s Placeに座りたいのではなく、銀行に手続き上の用事がある人ばかりだった。
10時少し前に銀行の人が声をかけてくれて「Oliver’s Placeを使ってみたい」と伝え、三井住友銀行アプリを見せて口座があることを示すと、Olive USER ONLYと書いてあるプレートをくれた。利用中はこれをテーブルに置いておき、利用が終わったら受付サイン脇の返却ボックスに戻す仕組みだ。利用しているのは自分一人だった。

Olive USER ONLYのプレートさえもらってしまえば、あとは自由だ。プレートといっしょに、利用受付のご案内というシートを渡されて、そこにあるQRコードから情報入力するように言われた。利用者アンケートのようなフォームにつながっていた。
鶴見店のOliver’s Placeは、ハイスツールに座って利用するスペースで、ゆったりソファーに座ってくつろく席ではなかった。あと、電源がみあたらない。そこは残念。Wi-Fiはスタバのものが利用できそうだが、スタバを利用していなくても良いのか…規約上の事は未確認。
他にも使用感をウェブにあげているひと、Xに投稿している人がいないかなと思って検索してみるが、かなり少ない。X向けに銀行がPR的に使っているハッシュタグなどもないようなので、検索してもよく見つけられない。
拠点数はまだまだという印象
Oliver’s Lounge / Oliver’s Placeが自分の行動範囲に増えてくれると便利そうなのだけど、いまの展開店舗数では、まだまだといった印象だ。横浜駅とかにもあるといいのだが…。また、Oliver’s Placeのことを知らずにスタバの通常席と思って座る人とか、現れそうだなという印象も。